緑茶の高濃度カテキンで体脂肪が減る!?効果と危険性の真実とは

皆さん、自分の体脂肪率がどれくらいなのか把握していますか?

女性ならば20~29%、男性であれば10~19%が健康的であると判断できる目安となります。それ以上になると軽度の肥満と言えるかもしれません…

もちろん年齢によって適性値は異なるので数値が低ければ良いというものでもないことは知っておきましょう。

体脂肪率が高い=体内に占める脂肪の割合が多い、ということですから、高い方は一刻も早く引き締めたいですよね?

でも運動したり、食事制限をしたりと継続的にダイエットををするのはなかなか難しい…。

そんなあなたのために、「カテキン」をご紹介します。

効果を知れば、きっとあなたもカテキンを活用したくなること間違いなしです!

1.カテキンって何?体脂肪率低下に効果あるの?

カテキンとは皆さんご存知のように、緑茶に含まれている苦み成分のことです。

中でも「ガレート型カテキン」と呼ばれるタイプのものが、体脂肪率低下に効果を発揮してくれると言われています。

最近では茶カテキンは体に良いと謳ったCMが増えてきたように、確かに体脂肪をより効果的に減らす働きがあります。よく知られているのは「脂肪燃焼」効果だと思いますが、実はもう一つ、カテキンには脂肪を減らしてくれる働きがあるのをご存知ですか?

それが、「脂肪の吸収抑制効果」です。食事をすれば当然、脂肪を体内に取り込むことになります。その際、必要以上の吸収を防ぐ力がカテキンには備わっているのです。

この2つが備わっているからこそ、「カテキンには体脂肪を減らす力がある」と言われるのです。

出典:緑茶カテキン(ガレート型カテキン)の機能性研究と特定保健用食品の開発 株式会社伊藤園中央研究所 柳川裕一・堤坂裕子

2.体脂肪を減らすカテキンの脂肪の吸収抑制効果と燃焼効果

2-1.脂肪の抑制効果

食事で吸収された脂肪はリパーゼ(消化酵素)によって分解されます。

では、もしこの消化酵素の働きをブロックできたらどうなると思いますか?

お気づきの方も多いでしょう。脂肪が吸収されにくくなるのです!

ガレート型カテキンはリパーゼの働きをブロックし、体内に入ってきた食物から分解される脂肪の量を減らし、吸収を抑制してくれるというわけです!

2-2.脂肪燃焼効果

脂肪燃焼効果も忘れてはいけません。

「カテキンで脂肪燃焼!」なんて言葉をテレビや広告などで目にすることも多いでしょう。

カテキンを摂取することで体脂肪を分解する力や、脂肪を消費する働きを持つ酵素が活性化。その結果脂肪が燃焼しやすくなるという仕組みになっているのです。

継続的にカテキンを摂取することにより、実際にBMIや内臓脂肪量の減少が認められており、飲用することにより一日あたり約100kcalのカロリー消費量が増えることも分かっています。

100kcalはごはん一杯分ほどの量になるので炭水化物を制限するよりも精神的に楽にダイエットをすることができるかもしれませんね!

出典:緑茶カテキン(ガレート型カテキン)の機能性研究と特定保健用食品の開発 株式会社伊藤園中央研究所 柳川裕一・堤坂裕子

3.カテキンで体脂肪を減らすにはタイミングが大切!?

 

食事と一緒にとれれば最大限の効果を発揮してくれます。そこでおススメしたいのが、約200mgのカテキンを含む緑茶を朝食、夕食と共に飲むことです。

実際に一日2回、朝・晩に緑茶飲料を飲むことによって約1kg体重が減少したという信憑性の高い調査結果も出ており、効果を最大限得るにはやってみる価値があるでしょう。

出典:「伊藤園 お茶百科」

とはいっても、習慣のない人にとっては、一日2回お茶を飲むことを継続するのが難しいかもしれません。

ですので、とりあえずお茶を一杯、朝もしくは夜に200mgを目安に飲んでみてはいかがでしょうか?

脂肪を燃焼させる効果を得る場合、運動前に飲むのが最適!と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

継続的にカテキンを摂取していれば脂肪の燃焼効率は次第に改善していくので、やはり継続こそ力なりということです。

4.高濃度茶カテキンは効果なし?カテキンのデメリット

 

緑茶をたくさん飲めば体脂肪が減ってラッキー!と思うかもしれませんが、何事にも限度というものがあり、緑茶も例外ではありません。

正確に言うと、高濃度の茶カテキンを大量に摂取した場合、肝障害を引き起こす可能性があることが報告されているのです。

肝障害と緑茶サプリメントの関連性が疑われた34件の症例に対し、研究者らが調査したところ半数近い15件で高濃度のカテキンを含むサプリメントの使用が認められました。

一日どれくらいの高濃度カテキンを服用すると健康に害が出るのか、決定的な根拠は薄いものの、800mg以上の摂取を長期的に続けると明らかに肝機能に障害を引き起こすことが判明しました。

しかしここで勘違いをしてはいけないのが、肝障害を引き起こすのはあくまでも「緑茶から抽出されたカテキン」であることです。

トクホの緑茶や、緑茶リーフで淹れたお茶にはそういった副作用はないので安心して飲んでください!

出典:食品安全情報(化学物質)国立薬品食品衛生研究所 安全情報部

出典:緑茶と健康のメカニズム機能効用ナビゲーション2013 伊勢村護

5.緑茶以外の紅茶、ウーロン茶、麦茶のカテキンは効果的なのか?

緑茶以外にも紅茶やウーロン茶にもカテキンは含まれていますが種類によって、カテキンの効果に違いはあるのでしょうか?

正解は…種類による違いはない!です。つまり、自分の好みにあったお茶の種類を選んでもよいということです。

しかし一方で、紅茶やウーロン茶は緑茶と比べ、カテキンの含有量が少ないことを忘れてはいけません。

それぞれの種類にどれほどの違いがあるのか、全体に占めるカテキンの含有量を比較してみましょう。

緑茶 9~12%※①
ウーロン茶 7%
紅茶 2% 

乾燥茶葉で比較した場合

※①玉露が最もカテキン含有率が高く、煎茶が最も低い結果となっている

この比較を見て皆さんはどのように感じましたか?

「紅茶少なっ!」「ウーロン茶意外に多い!」そんな感想を持った方もいるのではないでしょうか?

これには各茶葉の作られ方が関係しています。

カテキンは非常に酸化しやすい特性を持っており、茶葉が作られる過程で酸化が起きるウーロン茶や紅茶のカテキン含有率は酸化が発生しない緑茶と比べて低くなってしまいます。

つまり、茶葉によるカテキンの効果に違いはないですが、緑茶と同量のカテキンを摂取する場合、緑茶一杯で足りるところを紅茶六杯飲まなけれならないケースもあります。もちろんこれは極端な例ですが、それほど緑茶はカテキンを摂取するのに優れた飲み物であることがわかりますね!

ここでもう一つ紹介しておきたいのが夏場に大活躍の麦茶!

癖もなく、暑い日の水分補給にはうってつけです。しかし、残念なことに麦茶にはカテキン自体が含まれていないんです…

そもそも麦茶という名前から想像して、原料が「麦」であることは想像に難くありません。麦にカテキンが含まれている訳がありませんよね。

必ずしも緑茶に固執する必要はありませんが、もっともカテキンの摂取効率が良い飲み物が緑茶であることを覚えていて損はないでしょう!

まとめ

カテキンには体脂肪を減らす効果があることは理解していただけましたでしょうか?

もしかしたらカテキンを飲めば勝手に体重が減るんだ!と思っていた方もいらっしゃるかもしれませんが、そう甘くはないですね(笑)

でも、目標の体重にたどり着くまでの時間を短縮したり、より効率的に体重を減らしたりすることができるのもまた事実です。

この機会にぜひカテキンで脂肪を減らして引き締まったボディーを目指しましょう!

この記事を書いた人

technical_webmaster