緑茶で歯周病予防ができるって知っていましたか?
歯周病は痛みを伴わない場合も多く、軽く見られてしまうこともありますが、悪化するとがんや脳梗塞、心筋梗塞などの重大な病気の原因になってしまうことがあります。
このような病気を予防するためにも、普段から歯周病対策をすることが重要です。
そこでおすすめなのが、気軽にできる粉末緑茶を使った歯周病対策です。
よって今回は、粉末緑茶を使った歯周病対策について詳しくご紹介します。
Contents
1.歯周病とは?
粉末緑茶を使った歯周病対策を見ていく前に、そもそも「歯周病」とはどんな病気なのかを確認しましょう。
歯周病は、歯垢の中にある細菌によって引き起こされる炎症性疾患です。
歯と歯茎のあいだに歯垢がたまってしまうと、その中の細菌によって歯茎の炎症が起きたり、悪化すると歯の根っこを溶かしてしまったりします。
冒頭でもご紹介しましたが、歯周病は単に口の中だけでとどまる病気ではありません。
悪化してしまうと、歯周ポケットから歯周病菌が入り、血管を通じて体内に入ってしまいます。
血液に入った歯周病菌は、脳梗塞や心筋梗塞、がんなどの重大な疾患の原因になってしまうことが分かっています。
このような疾患を予防するためにも、普段からこまめな歯磨きと合わせて粉末緑茶を使った歯周病予防がおすすめです。
2.粉末緑茶を歯周病予防におすすめする理由
緑茶に含まれる「カテキン」は抗菌作用があり、歯周病菌の増殖を抑えてくれる効果があります。
また、緑茶に含まれているポリフェノールは、歯周病の原因にもなる歯垢が付着しにくくなる効果もあります。
毎日、粉末緑茶を飲むことで歯垢がつきにくくなり、結果として歯周病を予防することができます。
歯周病は口臭の原因にもなるため、粉末緑茶で歯周病予防すると、口臭対策にもなります。
さらに、緑茶にはフッ素も含まれていて、虫歯予防対策としてもおすすめです。
これらの栄養素は一般的な緑茶にも含まれていますが、緑茶で飲むと栄養素の7割が茶葉に残ってしまいます。
より効率的に、少量で歯周病予防したい方には、茶葉もまるごと飲める粉末緑茶がおすすめです。
3.粉末緑茶で歯周病予防する具体的な方法
ここからは粉末緑茶を使った具体的な歯周病予防の方法を見ていきましょう。
まず、粉末緑茶を毎日飲むだけでも、歯周病対策をすることができます。
東北大学大学院歯学研究科の研究によると、緑茶を1日4杯以上飲む高齢者は、飲まない高齢者に比べ歯が約1.6本多く残っているそうです。
この研究は茶葉で淹れた緑茶を使っているので、粉末緑茶の場合はもうすこし少なくて大丈夫ですが、やはり1日1杯よりも歯周病予防するなら数杯程度は飲んだ方がよさそうです。
また、一度に大量に飲むより歯の中に長くカテキン、フッ素、ポリフェノールなどの栄養素が残るように、さらに効果的な歯周病予防をするなら、粉末緑茶のうがいがおすすめです。
粉末緑茶をぬるま湯で濃い目にといて、水代わりに使ってうがいするだけです。
うがいは寝る前が特におすすめで、終わったあとは水ですすがずに粉末緑茶の成分が口の中にとどまるようにします。
まとめ
重大な病気の原因となる歯周病ですが、粉末緑茶を使えば気軽に予防ができます。
予防といっても、普通に粉末緑茶を飲むだけでも効果があります。
粉末緑茶は歯周病予防だけでなく、他の様々な病気の予防やダイエット効果、美容効果など、様々な効果があるので毎日コツコツ飲み続けるのがおすすめです。
粉末緑茶のうがいも、歯周病だけでなくウイルス性の病気の予防にも効果があります。
どちらもすぐに効果出るものではなく、長く続けることが大切なので習慣化していきましょう。