自分に合ったおいしい緑茶の選び方とは?専門店で好みに合った緑茶を買う方法

「緑茶」と一口に言っても、種類も値段もさまざまで、何を基準に選んだら良いのか悩んでしまいますよね。自分好みの緑茶を選ぶために、知っておくと便利な情報をお伝えします。

おいしい緑茶の選び方は?良質な茶葉の特徴

スーパーなどで選ぶ場合、値段と美味しさはおおよそ比例すると考えてよいでしょう。

緑茶づくりは、春先に茶葉を摘む作業から始まります。その時期が早いほど美味しく、収穫量が少ないため値段が高いという傾向があるのです。

ここでは、緑茶を扱う専門店などで、見本の茶葉を見ることができる場合のチェックポイントをご紹介します。

良質な茶葉の特徴①茶葉が細長い

茶葉は「精揉」という工程で、茶葉内部を乾燥させながら機械で揉み、緑茶独特の細長い形に整えます。

特に「スパイダーレッグ」といって、クモの足のように細長いものが良質とされているのです。

もとの葉が柔らかい、つまり早い時期に摘まれたものがより細長い仕上がりとなり、旨味が強く、渋味が少ない傾向があります。

良質な茶葉の特徴②茶葉に厚みがない

茶葉が薄いのは、もとの葉が肉厚でなく、あまり成長していないということを意味します。

細長いものと同じように、早い時期に摘まれた茶葉だと推測できるのです。

良質な茶葉の特徴③色が濃く鮮やか

見た目にツヤがあるものを選ぶとよいでしょう。

特に色が濃く鮮やかな緑色をしているものは良質な茶葉です。

良質な茶葉の特徴④粉や茎が少ない

良質な茶葉を選ぶには、粉や茎が少ないものを選ぶようにしましょう。

粉や茎が多いと、やや雑味が感じられる傾向があります。

甘味のある緑茶が好きな場合の選び方は?

茶葉には様々なアミノ酸が含まれていて、この含有量が緑茶の旨味や甘味を決めます。

テアニン、アスパラギン酸、グルタミン、アルギニンなど15種類程が知られていますが、テアニンというアミノ酸がそのうち約50%を占めます。

アミノ酸は、他のアミノ酸と組み合わさることでより強い旨味を感じられるため、緑茶にもその相乗効果が生まれているものと考えられるのです。

若い芽で作られた一番茶を選ぶ

その年の最初に育成した新芽を摘み取って作られた緑茶を「一番茶」といいます。旬のものとして「新茶」と呼ばれることも。

一番茶は、旨味と甘味の成分テアニンが多く、苦味や渋味のもととなるカテキンが少ないため、甘味があり、まろやかな味わいです。

収穫量が少ないため、価格は高めとなっています。

玉露やかぶせ茶を選ぶ

玉露やかぶせ茶は、茶葉の育成中に覆いをするのが特徴です。

茶葉に日光が当たると、旨味成分のテアニンがカテキンに変化し、渋味が増します。覆いをかけるとカテキンへの変化が抑制され、渋味が少なく、旨味の多いお茶になります。

玉露は手間がかかるため、とても高価です。

かぶせ茶は玉露の簡易版のような方法で育成され、玉露と煎茶の中間のようなもの。まずはかぶせ茶を試してみるのも良いでしょう。

煎茶なら「深蒸し茶」を選ぶ

煎茶は最もよく飲まれている緑茶で、私たちが普段口にしている緑茶のほとんどは煎茶でしょう。

緑茶は、蒸す・炒るといった熱処理をして酸化酵素のはたらきを止める「不発酵茶」です。
普通煎茶よりも約2倍の時間をかけて蒸す緑茶を「深蒸し煎茶」といいます。

しっかり加熱されることで青臭さが少なく、甘味の強いお茶になるのです。

渋味のある緑茶が好きな場合の選び方は?

緑茶に渋味と苦味をもたらすのが、ポリフェノールの一種であるカテキンです。
渋みのある緑茶が好きな場合は、どのような選び方をするとよいのでしょうか。詳しく解説します。

二番茶、三番茶を選ぶ

一番茶を摘んだ後、45日~50日経過した6月頃から収穫された茶葉で作られた緑茶が二番茶で、その後に三番茶と続きます。

一番茶の後なので木の栄養分が減っていること、気温が上昇して葉の生育が早くなることにより、旨味成分テアニンは少なく、渋味・苦味成分カテキンが多くなるのです。

コスパの良い普通煎茶

緑茶は、高いものほど甘みが強く、渋みが少ない傾向があります。

普通煎茶は程よい渋みがあり、旨味とのバランスの良さが特徴です。

深蒸し煎茶に比べてゆっくりと成分が抽出されるため、二煎、三煎と飲むことができるのでコストパフォーマンスに優れており、日常使いにぴったりのお茶です。

香ばしいお茶が好きな場合は?ほうじ茶と玄米茶の選び方

香ばしいお茶が好きな場合は、ほうじ茶や玄米茶がおすすめです。ほうじ茶や玄米茶はどのように選ぶとよいのでしょうか。

ほうじ茶

ほうじ茶は、緑茶を高温で炒って作られるお茶で、香ばしい匂いが特徴です。
この匂いは「ピラジン」という成分によるもので、アミノ酸と糖のメイラード反応によって生成されます。

ピラジンには血行促進効果やリラックス効果があるとされますので、くつろぎ時間のお供にぴったりですね。

「加賀棒茶」などの棒茶はほうじ茶の一種ですが、棒茶の原料の茎部分には旨味成分のテアニンが豊富に含まれます。見かけたら是非手に取ってみてください。

玄米茶

炒ってポップコーンのように膨らませた玄米を、番茶などの緑茶に混ぜたものです。

加工用の抹茶を混ぜた商品もよくみかけます。

炒った玄米の香りが香ばしく、飲みやすいのでお子様にもおすすめです。

まとめ:自分に合うおいしい緑茶の選び方を知ろう

良質な茶葉の見分け方や、好きな味の傾向に合わせたお茶の選び方をご紹介しました。

専門店には知識の豊富な店員さんがいるはずなので、この情報をもとに相談しながら、好みの1杯を探してみてはいかがでしょうか。

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