新しい美味しさ発見!緑茶のアレンジレシピ10選

日本人にとって馴染み深い緑茶、爽やかな香りとすっきりとした味わいで、私たちの日々の生活に寄り添う飲み物ですよね。

そのまま飲むのはもちろんですが、少しアレンジするとまた違う美味しさを楽しむことができます。この記事では、アレンジドリンクとお料理への活用法をご紹介します。

Contents

緑茶のおすすめアレンジレシピ7選

いつもの緑茶に一工夫すると、また違う味わいのドリンクになります。

おすすめの7種類のアレンジ方法をご紹介しましょう。

緑茶ラテ(チャイ)

カップに粉末緑茶小さじ1~2杯とお好みの量の砂糖を入れます。お湯をカップの半量程度注ぎ、よく混ぜて溶かします。

カップ半量の牛乳を温め、ミルクフォーマーや泡だて器で泡立てます。牛乳を沸騰させてしまうと、泡立ちにくくなるので注意してください。

牛乳の泡を壊さないように静かにカップに注ぎ、茶こしなどを使って粉末緑茶を泡の上に振りかければ出来上がりです。

まろやかな味わいで、温まります。

緑茶×焼酎割り

まずは緑茶を濃いめに淹れて冷やしましょう。

グラスに氷と焼酎を入れ、緑茶を注ぎ、マドラーでよく混ぜれば出来上がりです。

焼酎と緑茶の割合は1:2を目安にしてください。焼酎は、味にクセの無い麦などの甲類焼酎が良いでしょう。緑茶の香りと爽やかな味を楽しめます。

緑茶に含まれるビタミンCは、アルコールの代謝をサポートしてくれるので、悪酔いしにくくなるでしょう。

レモン緑茶水

まずは緑茶を濃いめに淹れて冷やしてください。レモンは薄くスライスしておきます。

グラスに氷と緑茶を入れて水を注ぎ、レモン果汁を絞り入れてよく混ぜましょう。

スライスしたレモンを浮かべれば、熱い季節にぴったりの爽やかなドリンクの完成です。

レモンに含まれるクエン酸が、老廃物の排出をサポートしてくれます。

ミントグリーンティー

ポットに緑茶の葉と生のミントを2~3本茎ごと入れ、カップ1杯分の熱湯を入れます。

3分ほど蒸らしたらカップに注いでください。

ミントだけのハーブティーより飲みやすい、ミントグリーンティーの完成です。

ミントに含まれるポリフェノールやルテオリンといった成分は、花粉症などのアレルギーの症状を緩和する作用があるとされています。

ローズマリーグリーンティー

ポットに緑茶の葉と生のローズマリーの葉を2gほど入れ、カップ1杯分の熱湯を入れます。

3分ほど蒸らしたらカップに注いで完成です。

ローズマリーは薬草としての歴史が古く、脳の働きを活性化する、血液循環を向上させる、鎮静効果などの効用があるとされています。

ローズマリーはスパイシーな香りの個性的な味ですが、緑茶と合わせると飲みやすくなるのでおすすめです。

生姜緑茶

カップに緑茶を入れ、すりおろした生姜や、スライスした生姜を乾燥させたものを適量加えます。

生の生姜に含まれる辛味成分ジンゲロールは、末端の血流を促すので手先の冷えの改善に効果的です。

ジンゲロールは加熱や乾燥でショウガオールという成分に変化します。

めぐりを促して体を深部から温めますので、冷え性対策になるでしょう。ご自分の冷えの症状に合わせてチョイスしてみてください。

緑茶×カルダモン・シナモン

ポットに緑茶の葉と砕いたカルダモン(ホール)2粒を入れ、カップ1杯分の熱湯を入れます。

3分ほど蒸らしたらカップに注ぎます。カルダモンのホールはパウダーでも代用可能です。

普通に入れた緑茶に、適量のパウダーを振りかけてよく混ぜてください。

カルダモンは、チャイやカレーに使用されるスパイスです。「スパイスの女王」とも言われ、甘くエキゾチックで、レモンを感じる爽やかな香りをもちます。

消化器系の不調を改善、口臭の予防が期待できるでしょう。

料理への緑茶のアレンジレシピ3選

 緑茶は飲むだけでなく、料理にも使えます。

とくにおすすめのレシピを3つご紹介しましょう。

緑茶鍋

昆布ベースの鍋つゆに緑茶を加えるだけで、爽やかな香りと程よい渋みが味わい深い鍋料理になります。

緑茶の茶葉大さじ3程度をお茶パックに入れてください。

水を張った土鍋に昆布1~2枚を入れて30分程置いた後、お茶パックを入れて火にかけます。 

鍋が温まったら粉末抹茶大さじ1、顆粒かつおだしを適量加えれば鍋つゆの完成です。

具材は寄せ鍋と同じように、白菜、長ねぎ、にんじんなどの野菜やきのこ、厚揚げ、豆腐、肉類、魚介類などをお好みで用意してください。

緑茶には、肉の臭みを無くし、柔らかくする効果もあるので、鶏肉や豚肉がおすすめです。鶏肉はほろほろとした食感が楽しめます。

つけだれはポン酢の相性が良く、おすすめです。

緑茶ケーキ 

ケーキに茶葉を混ぜ込むだけで、ほのかな緑茶の風味が楽しめるケーキになります。

以下が作り方です。 

  1. 無塩バター50gはレンジ(500W)で30秒加熱して溶かし、オリーブオイル50gと混ぜ合わせます。
  2. ボウルに卵2個と砂糖80gを入れ、ハンドミキサーで混ぜます。1と小麦粉95g、粉末緑茶を加え、ヘラでざっくりと混ぜ合わせます。
  3. ケーキ型にバター小さじ1を塗り、2の生地を流し入れます。170度のオーブンで40分焼き、冷まします。

お茶殻で佃煮

お茶を飲んだ後のお茶殻も、美味しく食べることができます。

1回飲んだお茶殻(60g程度)、水60cc、顆粒だし小さじ1/2、醤油・みりん大さじ1と1/2を鍋に入れ、中火で煮詰め水分を飛ばします。

お好みで白ごま、ちりめんじゃこなど、七味唐辛子などを加え、味を整えれば出来上がり。

茶葉にはβ-カロテンやビタミンEといった抗酸化作用が期待できる栄養素が含まれています。

これらは脂溶性なので水には溶けず、抽出したお茶ではほとんど摂ることができません。

お茶殻は栄養素がたっぷり残っていますし、食物繊維も摂ることが出来るので、捨ててしまうのはもったいないのです。ぜひこのレシピを活用してみてください。

まとめ:緑茶をアレンジレシピでもっと楽しもう

緑茶のアレンジドリンクや、料理への活用法をご紹介しました。ドリンクのバリエーションが増えると飽きずに飲むことができますし、料理に加えると茶葉の栄養を丸ごと摂ることができます。

色々な魅力の詰まった緑茶を日々の食生活に取り入れて、健康維持にお役立てください。

この記事を書いた人

technical_webmaster