どんな効果が期待できるのか、栄養素の解説と美味しいレシピをご紹介します。
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レモン緑茶水のレシピとは?
レモン緑茶水のレシピは以下の通りです。
【材料】
- 水(1.5Lペットボトル) 1本
- レモン 1個
- 緑茶ティーパック 1袋
- レモン1個は薄くスライスします。
- ペットボトルの水をマグカップ1杯分出して、濃いめに緑茶を淹れます。
- ペットボトルの水に、レモンスライス2枚分の果汁を絞り入れます。
- 残りのレモンと淹れた緑茶をペットボトルに加え、軽く振れば出来上がりです。
レモン果汁はポッカレモンでも代用可能です。生のレモン果汁より酸味が強いので、量は味を見ながら加減してください。
メーカーのHPによると、レモン1個分の果汁は約30ml(大さじ2杯分)との事です。
出来上がった緑茶レモン水は、1日かけてこまめに飲みます。外出時はタンブラーなどに入れて持ち歩くと良いでしょう。
この緑茶レモン水のみで過ごすというような極端なダイエットはNGです。
適量の主食と低脂質のたんぱく質、たっぷりの野菜・きのこ類・海藻類を意識した、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
緑茶×レモンがダイエットをサポートする理由
緑茶とレモンにふくまれる栄養素がどのようにダイエットをサポートしてくれるのかを解説します。
むくみの解消
むくみはダイエットの大敵です。
むくみを放置することで代謝の低下につながり、ダイエットの妨げとなります。
レモンと緑茶はむくみの解消に役立つ成分が含まれるので、スムーズなダイエットをサポートしてくれるでしょう。
レモンには、クエン酸が豊富に含まれます。クエン酸を摂取することで、エネルギー産生に重要なクエン酸回路が活性化し、代謝が向上するのです。
老廃物を排出するのと、緑茶に含まれるカテキンには利尿作用があるため、相乗効果でむくみ対策になります。
ビタミンC
レモンに多く含まれる栄養素といえば、ビタミンC。抗酸化作用をもち、血流の改善や免疫力の向上、美肌効果などが期待できるのです。
緑茶にもビタミンCが含まれ、カテキンの効果で熱でも壊れにくく安定しています。緑茶にレモンを加えることで、さらに効率よくビタミンCをとれるのです。
一度にたくさんとっても排泄されてしまうので、こまめに補給するのがポイント。
レモン緑茶水のような飲み物で、1日を通して少しずつ摂取すると効率の良くなります。
また、ビタミンCは鉄の吸収を高めます。鉄は貧血の予防・改善に効果があるだけでなく、体に酸素を運ぶ役割をしています。
そのため、鉄が不足すると体内に酸素が十分に回らなくなり、代謝の低下の原因となるのです。
疲れやすい、冷えやすいといった症状が出ることもありますので、心当たりのある方は二つの栄養素を一緒に摂ることを意識してみてください。
カテキン
カテキンはタンニンの一種で、茶葉の苦みや渋みのもととなる成分です。
カテキンには腸内の悪玉菌を抑制する整腸作用があるため、腸内環境を整えるのに役立ち、便秘の解消につながります。
ダイエット中は、食事量をセーブすることにより便のかさが減り、便秘になりがちです。野菜や海藻、きのこ類など食物繊維の豊富な食材に加え、緑茶を日常的に取り入れると良いでしょう。
海外の研究結果では、カテキンはレモンなどの柑橘類と一緒に摂ると吸収率が向上するという報告もあります(※1)。
※1 https://www.purdue.edu/uns/x/2009b/090909FeruzziGreentea.html
また、緑茶は低温で抽出するとカテキンが少なくなり、旨味が強く感じられます。この旨味は「テアニン」によるものです。
テアニンにはリラックス作用があるため、ダイエット中のイライラ解消にも役立ちます。
レモン緑茶水だけじゃない!緑茶×レモンの美味しいレシピ
ベーシックなレモン緑茶水に飽きたら、こんなレシピも試してみてはいかがでしょうか。
はちみつレモン緑茶
グラスにはちみつを入れ、緑茶を注ぎます。レモン果汁を加えて軽く混ぜれば出来上がり。ホットでもアイスでもOKです。
はちみつは喉の痛みを和らげるとも言われます。免疫力を高めるレモンのビタミンC、抗菌作用のある緑茶のカテキンと、風邪をひきやすい季節におすすめのドリンクです。
抹茶レモンソーダ
抹茶を少量のお湯で溶かし、グラスに入れます。炭酸水を注ぎ、レモン果汁を加えて混ぜ、氷を浮かべれば出来上がりです。
暑い季節にぴったりの爽やかなドリンクです。
まとめ:緑茶とレモンの組み合わせを健康維持に役立てよう
レモン緑茶水のレシピと、期待できる効果についてご紹介しました。
緑茶とレモン、それぞれ私たちの健康や美容に役立つ成分が含まれていますが、一緒に摂ることで相乗効果が生まれる可能性があります。
体の調子を整えたい時、ぜひ食生活に取り入れてみてくださいね。