飲み過ぎは注意?緑茶の3つのデメリットと水出し緑茶の利点

「緑茶は体にいい飲み物」というイメージがありますよね。

そのイメージ通り、毎日適量のお茶を飲むことでがんや脳梗塞などの大きな病気を予防したり、ダイエットや美容効果なども期待できます。

その健康効果は多くの人にしられていて、飲むだけでなく食事に取り入れたり、緑茶で洗顔したり生活の様々な場面で取り入れている方が多くいます。

「体にいい」といわれている緑茶ですが、デメリットがないわけではありません。

過剰摂取をするとからだに悪影響を及ぼす栄養成分もいくつかあるので、飲み過ぎには注意したいところです。

そこで今回は、緑茶の飲み過ぎで起きるデメリットを詳しくご紹介します。

1.緑茶の「カフェイン」

緑茶の飲み過ぎでおこるデメリットのひとつが、カフェインの摂りすぎです。

カフェインはコーヒーに多く含まれているイメージが強いですが、実は緑茶にも含まれています。

カフェインには、覚醒・興奮作用があり、仕事や勉強をしている時に集中力を高めてくれる効果や、疲労回復効果、片頭痛を緩めてくれる効果などがあります。

また脂肪の分解をサポートしてくれるため、ダイエットにもおすすめの栄養素です。

このようなメリットがある一方で、カフェインはデメリットも多く摂りすぎに注意が必要な成分です。

睡眠障害

カフェインのデメリットとしてよく知られているのは、睡眠障害です。

寝る前にカフェインを多く摂取してしまい、目が覚めてしまって寝られなくなってしまったという経験がある方も多いのではないでしょうか。

寝られたとしても睡眠が浅くなってしまう場合があるので、寝る直前に緑茶をたくさん飲み過ぎるのは要注意です。

また心拍数が増加してしまったり、めまい、震え、嘔吐、下痢などの症状がおこる場合があります。

利尿作用

さらに、カフェインの利尿作用は、体内の毒素を排出してくれるという良い面があるのですが、水分不足の原因になってしまうというデメリットもあります。

利尿作用は、尿が出る時に熱が奪われてしまうので、身体を冷やす原因にもなるため、冷え性の方も要注意です。

推奨(おすすめ)のカフェイン量とは?

このようなカフェインのデメリットは、過剰摂取によって起きるものなので、基本的には飲み過ぎなければ問題はありません。

WHO(世界保健機関)は1日のカフェインの摂取限度を300mgとしています。

緑茶を湯呑み1杯(100ml)飲んだ場合のカフェイン量は約20mgなので、ほとんどの人は1日に数十杯飲むというような極端な飲み方をしなければ問題がないことが多いです。

ただし、カフェインについては、体質的にデメリットの症状が起きやすい方もいるので、カフェインの影響が出やすい方は、少なめから緑茶を試すのがおすすめです。

緑茶に含まれるカフェインの効果については「粉末緑茶のカフェインは大丈夫?身体への影響や適量は?」の記事でも詳しく解説していますので、こちらも参考にしてください。

2.緑茶の「タンニン」

緑茶に含まれるタンニンも、デメリットに気を付けたい成分の1つです。

ポリフェノールの一種であるタンニンは、活性酸素の働きを抑えてくれるため老化防止効果が期待できます。

その他にも、整腸効果や認知症予防など、様々な良い効果がある一方で、気を付けたいデメリットになる性質もいくつかあります。

特に注意したいのが、鉄と結合して鉄分を体に吸収しにくくしてしまう性質です。

ただし、タンニンも一般的な方が普通に緑茶を飲む分には、問題にならないことがほとんどです。

鉄不足の方や妊娠中で鉄不足が気になる場合は、食間や食後は緑茶を飲むことを控えるなど気をつければ大丈夫です。

3.緑茶の「シュウ酸」

緑茶のデメリットとなる成分として、もうひとつよく挙げられるのが「シュウ酸」です。

シュウ酸は尿路結石の原因になるため、気を付けたい成分です。

ただし、この「シュウ酸」は、緑茶にだけ特別多いわけではなく、多くの食品に含まれているものです。

大量に毎日飲み続けるなどしなければ、きにするほどではありません。

4.カフェインなどが気になる場合は「水出し緑茶」がおすすめ!

カフェインやタンニンのデメリットが気になる方は、水出し緑茶がおすすめです。

水出しにすることでこれらの栄養素が抽出されにくくなります。

さらに水出し緑茶は、「エピロカテキン」というカテキンが多くなり、免疫細胞の働きをサポートしてくれます。

風邪などが気になる季節には特におすすめです。

ただし、水出汁緑茶にすると、エピロカテキン以外のカテキンが抽出されにくくなってしまいます。

カテキンは緑茶の健康成分の主軸といってもいい成分なので、それが目的の場合はお湯でいれた緑茶がおすすめです。

まとめ

今回は緑茶のデメリットとなる成分やその働きをご紹介しました。

デメリットを並べると緑茶を飲むのが不安になってしまうかもしれませんが、健康な人が日常的に飲む分には気にするほどではありません。

特にカフェインについては、コーヒーより少ないので、コーヒーを多く飲む方はお茶に変えるだけで、悪影響をおさえることができます。

もちろん一日に20杯も30杯も飲むとなると要注意です。

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という言葉がありますが、どんなにいいものもちょうどよい量があるのでほどほどに緑茶を楽しみましょう。

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