ダイエット中でも、ダイエットに悪影響を与えないお酒の一つとして緑茶ハイがあげられます。
最近では、ダイエット中にウイスキーを炭酸でわったハイボールを飲む人も多く、ダイエット中でも飲めるお酒が人気です。
しかし、なぜ緑茶ハイはダイエットにピッタリなのでしょうか?その理由を解説していきましょう。
Contents
緑茶ハイのカロリーは?その他のお酒と比較
緑茶ハイのカロリーは他のお酒と比べてどれぐらい低いのでしょうか?比較してみましょう。
緑茶ハイとは?
そもそも緑茶ハイは焼酎を緑茶でわったお酒です。
ではここで、お家で緑茶ハイを飲む場合の作り方を簡単にご紹介します。
作り方は以下の通りです。
①グラスに氷を入れる
②焼酎を入れる
③焼酎の2倍量の緑茶を入れる
④マドラーで軽くかき混ぜる
ポイントは焼酎と緑茶の割合。好みにもよりますが、“焼酎1:緑茶2”の割合が、もっとも緑茶の香りを楽しみながら飲めるでしょう。
焼酎は芋焼酎など香りが強いものを選んでしまうと、緑茶の香りを楽しめなくなってしまうので要注意です。
氷は、好みによって入れなくても良いかと思いますが、寒い季節は、温かい緑茶でわってホット緑茶ハイといった飲み方で身体を温めても良いかと思います。
緑茶ハイを飲んだことがない人は、どんな味なのかな?と思うかと思いますが、スッキリ、サッパリとした味わいです。
家にある茶葉で緑茶を作れば、ご自身で緑茶の濃さを調節でき、さまざまな味わいを楽しめます。
一方、市販のペットボトルなどで売っている緑茶でも、メーカーによって香りや深みが異なりますので、味の違いを楽しんでみても良いかもしれませんね。
緑茶ハイのカロリーは?
では緑茶ハイのカロリーは実際のところ、どれくらいになるのでしょうか。
市販の緑茶ハイでいうと100mlあたりで、およそ25~30kcal程度になります。
緑茶ハイのカロリーは、使う焼酎のカロリーで決まります。
緑茶は0kcalですが、あわせる焼酎のカロリーは少々高いのです。
ちなみに、ウーロンハイやその他のお茶ハイも同様です。
よって、「緑茶ハイって0kcalではないのか…」「意外とカロリー高いな」と思った人もいるかもしれません。
焼酎の割合が多いほど、緑茶ハイのカロリーは高くなるということですから、自分で緑茶ハイをつくる場合は、焼酎の割合を減らすことで、カロリーを抑えることができます。
他のお酒と緑茶ハイのカロリー比較
では、ここで、それぞれのお酒、100mlあたりのカロリー(kcal)を詳しくみていきましょう。
- 日本酒:105~110kcal
- ビール:40~70kcal
- ワイン:80~100kcal
- 焼酎 :110~200kcal
- チューハイ:40~60kcal
- ハイボール:40~60kcal
- ウイスキー:225~250kcal
- カクテル:30~100kcal
米で作られている日本酒のカロリーが高いことは、すぐに納得がいくかと思いますが、焼酎やウイスキーなどの蒸留酒も意外とカロリーは高いのです。
※お酒はアルコール度数によってカロリーが変わることから、必ずしも、この例に当てはまるとは限らないのでご注意ください。
※チューハイやカクテル、ハイボールにおいても、チューハイやカクテルの種類や割る加減によってカロリーは変わってきますので、大体の目安として考えていただければと思います。
緑茶ハイが太りにくい理由とは?ダイエット中のお酒は糖質に注目
さまざまな条件によってカロリーは変わってしまいますが、緑茶ハイは、その他のお酒と比較してみると、低い方といえます。
しかし最近では0kcalを売りにした商品も複数あります。
そういった商品もある中、何故、緑茶ハイがダイエット中にオススメされるのか…その秘密は糖質にあります。
太りにくいお酒は糖質が低い
ズバリ、お酒の太るor太らないは、お酒に含まれる糖質が重要となります。
何故糖質が重要かと言いますと、糖質は優先的にエネルギーとして消費され、糖がなくなってから脂肪燃焼をはじめます。つまり、糖質を多く摂取してしまうと、脂肪の燃焼はどんどん後回しになってしまうのです。
糖質を抑えることができれば、脂肪の蓄積が抑えられます。
ウイスキーや焼酎といった蒸留酒は、カロリーは高いのですが、なんと糖質はゼロ。
よって、ウイスキーを無糖の炭酸水で割ったハイボールは太りにくいとされます。また、無糖のお茶で割っている緑茶ハイやハイボールも同じく太りにくいとされるのです。
太りやすい糖質の高いお酒とは?
では一方で糖質が高いお酒はどれでしょうか?
皆さんのご想像の通り、ビールや、日本酒です。よって太りやすいとされています。
カクテルの中には、カシスウーロンやピーチウーロンなど、カロリー自体は低いものもありますが、カシスリキュールやピーチリキュールの糖質が高いので、ダイエット中には不向きと言えるのです。
しかし、少しでも甘味がないと飲めないという方は、カルーアミルクやオレンジジュースでわったカクテルよりは糖質が低いので、これらをチョイスしても良いかと思います。
また、柑橘系のサワーも、レモンシロップなどで合わせている場合は糖質が高いのでダイエットには向きません。
生絞りのものであれば、糖質は抑えられますが、生絞り系のサワーは、飲み放題メニューには含まれない居酒屋さんが多いと思いますので、宴会などの際は要注意です。
緑茶ハイを飲むメリットは?
ここまで、太りにくいお酒、太りやすいお酒を紹介してきましたが、緑茶ハイの他にも、いくつか太りにくいお酒はありますし、別に緑茶ハイにこだわらなくても…と思う方も多いと思います。
しかし、緑茶ハイをオススメする理由はこれだけではありません。緑茶ハイを飲むメリットを紹介していきます。
美容や健康維持を期待できる
緑茶に含まれるカテキンは抗酸化作用、ビタミンCは美肌効果もありますので、美容や健康を気にする人にオススメです。
0kcalや糖質0を謳い文句を商品にした市販のお酒も複数販売されていますが、それらは『人口甘味料』を使用しています。この人工甘味料は健康に及ぼす影響があるという説もあります。
そういったことも気になる方は、自身で作った緑茶ハイが最適なのではないでしょうか。
悪酔いを防げる
緑茶に含まれるビタミンCやカフェインは、血液中のブドウ糖を増やし、アルコールの分解、排出を助ける効果があります。
甘いお酒は、ある程度お酒の飲める人であれば、ジュースのようにぐびぐびと飲めてしまいますが、緑茶ハイやウーロンハイといった甘くないお酒は悪酔いしにくいのです。
甘くないからという理由だけではく、緑茶やウーロン茶の香りのおかげで、悪酔いを防ぐという説もあるといいます。
つまり、悪酔いを防げる緑茶ハイは、飲み会だけど、次の日も仕事…なんて人の味方になってくれるのです。
緑茶ハイを飲むときの注意点は?
緑茶ハイを飲むときに注意しなければならないポイントをご紹介します。
おつまみ選びに注意する
お酒のカロリーや糖質を気にしても、おつまみに気を付けないと台無しです。
とくに揚げ物や、炭水化物系のおつまみを食べ過ぎると結局、体重が増加につながってしまいます。
サラダや枝豆、おつけものなどヘルシーなおつまみがオススメです。
食事する順番に注意する
食事する順番に気を付けることで吸収を抑えることも可能です。
サラダなどの野菜類から食べることで、血糖値の急激な上昇を防ぎ、太りにくくなります。
締めを控える
飲んだ後の締めのラーメンなどはもっての他です。
飲むお酒を気にしても、締めを食べたことで全く意味のないものになってしまいますからね。
ダイエット中でも緑茶ハイでお酒を楽しもう
ここまで緑茶ハイのカロリーについてご説明してきましたがご理解いただけましたでしょうか?
最後にポイントをまとめておきます。
・緑茶ハイのカロリーは0ではない
・ダイエットに重要なのは糖質
・ウイスキーや焼酎といった蒸留酒は糖質が低い。よって糖質の低い焼酎を緑茶でわった緑茶ハイは太りにくい
・ビールや日本酒は糖質が高いことから太りやすい
・飲むときのおつまみに注意。ヘルシーな物、かつ食べる順番が重要。
緑茶ハイがオススメされる理由をご理解いただけましたでしょうか。
これらの知識を踏まえ、ダイエット中でも楽しくお酒が飲めると良いですね。