最近は、中性脂肪を減らしてくれるというようなダイエット効果を表示するお茶も増えていますね。
日本人が昔から飲んでいる緑茶には、古くから身体に良い飲み物として知られていますが、健康面だけでなくダイエットや美肌など美容効果も高い飲み物です。
毎日緑茶を飲む習慣を取り入れるだけで、キレイになれるなら試してみたいという方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は緑茶の美容効果について詳しくご紹介します。
緑茶の中で特に美容効果が高い成分や、緑茶を使った美容法なども見ていきましょう。
Contents
1.美容効果が高い緑茶の成分はビタミンCとカテキン!
緑茶の様々な成分のなかでも、美容に特に効果的なのが「ビタミンC」と「カテキン」です。
「ビタミンC」と「カテキン」に、それぞれどのような美容効果があるか見ていきましょう。
ビタミンCの美容効果
ビタミンCは酸化防止剤としても使われるほど抗酸化作用が強い成分です。
ストレスなどが強くなると、肌が酸化することで老化してしまいますが、ビタミンCの抗酸化作用は、その酸化を和らげることでお肌の老化を防いでくれます。
抗酸化作用は日焼けによる細胞酸化も防いでくれるので、美白効果も期待できます。
さらにビタミンCはコラーゲンを生成する時に欠かせない成分で、お肌を若々しく保つ効果も期待できます。
ただしビタミンCは、一般的に熱に弱いという性質があります。
緑茶に含まれるビタミンCは、比較的熱に強いのですが80度をこえると壊れてしまうのでその点は注意が必要です。
カテキンの美容効果
カテキンは緑茶「渋み」の元となる成分で、美容だけにとどまらず様々な健康効果があります。
カテキンもビタミンCと同様に抗酸化作用があり、お肌の老化防止効果や美白効果が期待できます。
2.緑茶のダイエット効果
緑茶は美肌効果だけでなく、ダイエット効果が高い成分も含まれていて、からだ全体の美容にも効果的です。
緑茶のカロリーはほぼゼロなので、ジュースなどのカロリーがある飲み物の代わりに飲むだけでダイエット効果があります。
また、緑茶の成分に含まれるカテキンやカフェインも脂肪の代謝や分解をサポートしてくれるダイエットに効果的な成分です。
緑茶のダイエット効果については「緑茶ダイエットで効果が出る必要な成分の摂取量と注意点|気になるコーヒーとの組み合わせは?」で詳しく解説しています。
効果的な飲み方などもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
3.緑茶を使ったおすすめ美容法
緑茶は飲む以外にも、様々な美容法で使うことができます。
【美容法1】緑茶洗顔と緑茶パック
緑茶を使った美容法の中でも緑茶洗顔や、緑茶パックは美容マニアの方の間で人気の美容法です。
緑茶に含まれるカテキンはアルコールよりも高い殺菌作用があり、顔に直接つけることでニキビ対策におすすめです。
緑茶はそのまま肌につけると強すぎるため、洗顔で使う場合は二番茶を2~3倍にうすめて使います。
ペットボトルの緑茶は防腐剤などお肌にあまり良くない成分が含まれている場合が多いので使わないようにしましょう。
【美容法2】緑茶の入浴剤
緑茶は入浴剤としてもおすすめです。
緑茶の茶葉を布袋などに入れて、お風呂に入れるだけでとっても簡単に入浴剤として使えます。
入浴剤として使うと緑茶洗顔やパックと同様に、殺菌作用でお肌ケアができます。
また、消臭作用もあるので体臭対策にもおすすめです。
【美容法3】緑茶スチーム
緑茶スチームは、モデルのミランダ・カーが実践しているということで話題になった美容法です。
ただの水を使ったスチームでも毛穴を開いて汚れや黒ずみを落として毛穴を目立たなくすることができますが、ここにさらに緑茶を加えると効果的です。
緑茶のスチームは収れん作用が働き、開いた毛穴にうるおいを補給して閉じるため保湿効果が期待できます。
もちろん、緑茶洗顔などと同じようにニキビ対策などの効果も期待できます。
緑茶スチームの方法はとっても簡単です。
大きめの洗面器にティーバック3つを入れて、お湯を注いで、5分程度待ってから、洗面器に顔を近づけ、出てくる蒸気に顔を当てるだけです。
このとき、蒸気をのがさないために、大きめのタオルで洗面器と顔を覆うとさらに効果的です。
まとめ
緑茶は飲んだり洗顔に使ったり、様々な美容法に活用できます。
飲む場合は、美肌効果だけでなくダイエット効果も期待できて、全身バランスよく美しくなれるのでおすすめです。
身近にあるもので、手軽にできる美容法なので、ぜひ試してみてください。
ただし、お肌につける美容法は、肌が弱い方には緑茶の成分が強すぎる場合があるので、少量から試してみてください。
緑茶洗顔や入浴剤に使う緑茶は、出がらしも活用できます。
飲んで美容成分を取り込んだ後に、入浴剤として使ってさらにお肌をきれいにしちゃいましょう。